2024/10/11

国際フロンティア産業メッセ2024

企業や大学・研究機関による先端技術の紹介や新製品の展示、講演などが行われ、とても賑わっていましたよ！
特に関西のいろんな企業・団体のことを知ることができるということで、社会人ばかりではなく、高校生・高専生もたくさん来場していました。

大人向けのイベントかなと思ったけど、高校生もたくさん来ているんだね

学校の先生と一緒に来ている人達もたくさんいました。いろんな企業の事を知ることができるし、ロボットやドローン、水素エネルギーなどの先端技術もたくさんあって見どころが山盛りです。特に、先端技術に興味がある人はとてもわくわくしますよ！

9月5日（木）～6（金）神戸国際展示場で開催

ブース展示は、環境・エネルギー、DX（ICT・ロボット）、航空・宇宙、空飛ぶクルマ・ドローン、健康・医療、電気・電子、ライフスタイル、ものづくり、地域産業など多岐にわたり、他にも特別講演などいろんなイベントがありました。

ブースではいろんな商品を見たり、体験ができたり、研究内容の紹介があったり。実際にブースでお話をすると詳しく教えてもらえました。

例年、出展者は約500社、来場者は約15,000人以上ということで、会場内はとても賑わっていました。

高校生・高専生でも、いろんな企業の最先端技術などを見て、自分の興味のある企業や団体を探すことができます。

たくさん紹介したいのですが、ここでは私が面白いなと思ったものを紹介しますね。

小型月着陸実証機「SLIM（スリム）」に搭載され月面でのデータ取得を行うロボットです。
手のひらに乗るサイズのロボットが月面の様子を写真に撮って、探査機を経由し地球にデータを送るそうです。

会場を圧倒するロボットがいました！
車の形から二足歩行型にトランスフォームします。
ジェットコースターや舞台装置、エレベーターなどを作っている企業のロボットです。
人の笑顔を作るロボットも私たちには欠かせないですね。

スーパーコンピュータは大学などの研究機関だけでなく、企業のいろいろな技術・研究開発に使われているんですよ。研究者に限らず、企業の技術者、それにコンテストや講習会では高校生・高専生も利用できるそうです。
みなさんが毎日使っている道具や必需品も、スーパーコンピュータを使った研究の賜物かもしれませんね。

神戸高専の学生さんが作った、公園管理業務を代替するロボットです。
ゴミ箱を牽引したり、散水をしたり、人の作業を代替することができるそうです。
暑い日の広い公園で、とても役に立ちそうです

淡路島にキャンパスがあるという吉備国際大学　農学部では伊弉諾神宮の酵母を使ってお酒「神宅（かむやけ）の杜」を造ったそう。酵母は神宮の聖域にあった石から採取し、淡路島の千年一酒造と共同で酒造販売を行っているとのこと。

神社の聖域から取った酵母は、人の手や薬の散布などの影響が少ないからか、通常よりも多い種類の酵母菌株が採取できたそうです。
神事を行って本殿に入ったり、「呑み切り神事」を行ったりしたそうです。お酒の名前を宮司さんに命名してもらったエピソードなどをお聞きしてとても面白かったです。

他にもいろいろな企業の作っているバイク、ドローン、部品だけでなく、空飛ぶクルマの事業紹介など、1日では足りないくらいの情報量でした！

将来どんなことをやりたいか、どんな世界があるのかを知るのにとても役に立つと思います。

毎年、9月頃に開催される２日間連続でのイベントです。是非参加してみてくださいね。

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