「京」時代からHPCIの利用制度・支援はこんなにも改善
- 課題申請書の押印・郵送を廃止。Webだけの申請とメールでの所属長確認としました。
- 「富岳」試行課題では課題申請時のプログラム情報シート(追加シート2)を廃止し、申請がしやすくなり
ました。
- 本質的でない課題参加者の変更は変更理由書の提出は不要となり、Webから迅速に申請できるようになり
ました。
- 「富岳」は「Webによる簡単な申請」のファーストタッチオプションを新設
- 「富岳」試行課題(ファーストタッチオプション)は、1,000ノード時間まで利用でき、Webからの簡単
申請で、数日で採択されます。アプリの移植・動作確認、お試し計算等に活用できます。
- 利用後の利用報告書もWebでの数項目の入力とアンケートだけです。
- さらに、何度でも繰り返して申請できます。
[参考] 「富岳」試行課題であれば10万ノード時間まで利用でき、申請や利用報告書は比較的簡単で、成果
の公開義務はありません。
- 「富岳」は100万ノード時間までの「機動的課題」を新設
- 「富岳」機動的課題は年4回審査(2月末、5月末、8月末、11月末それぞれの受付分)を行い、申請から採択まで1.5か月程度で、課題あたり最大100万ノード時間まで利用できます。
- 有償の「富岳」有償課題・試行有償課題には以下の付加サービスが選択可能です。ニーズにあわせて利用をご検討ください。
‐優先実行:ジョブを優先的に実行
‐占有利用を選択可能: 「ジョブの待ち時間なし」なので、リアルタイム処理等が可能
‐利用報告書の非公開を選択可能
‐利用料金の定額制/従量制の選択: 「富岳」有償試行課題のみ
‐配分資源量の追加可能: 当初配分資源量と同等まで1回限り追加可能
- 申請から採択までの期間は、試行有償課題が1~2週間、有償課題が1.5か月程度と短く、繰り返しの申請も
可能です。
- 利用料金と資源量はこちらで試算することができます。
- 伴走型利用支援は「富岳」の利用に「専任の担当者が寄り添って」支援
- 伴走型利用支援は、「富岳」の利用のスキルアップを図り、より大きな成果を創出したい企業に専任の担当者が伴走的に以下のような支援を行います。
- スパコンの適用範囲の計画立案
- 数値モデル・計算手法およびアプリケーションの選定
- データ作成、性能測定およびチューニング等による高速化
- プリポスト処理、実行結果の可視化等
- 審査は年2回(8月末、2月末それぞれの受付分)で数件の支援先を選定します。
[参考] 他にも高度化支援等、様々な利用支援があります。