文部科学省委託事業
RIST

第3回 HPCIフォーラム スーパーコンピュータ「富岳」 産業利用の広場 2022.11.29 tue 13:30~17:30

ご挨拶

一般財団法人高度情報科学技術研究機構では、
2022年11月29日(火)、
第3回HPCIフォーラム スーパーコンピュータ「富岳」
産業利用の広場 を
オンラインにて開催いたします。

今回は、「富岳」およびHPCIを
活用した産業利用の成果を
広く知っていただくことを目的としており、
さまざまな産業分野における活用事例や
利用支援の事例をご紹介いたします。

今後、「富岳」およびHPCIが産業界にもたらす
イノベーションの可能性に触れることができ、
「富岳」やHPCIの利用をもっと身近な存在に
感じられる内容となっておりますので、
ぜひ、ご参加いただきますよう
ご案内申し上げます。

フォーラムは終了いたしました。
多くの方のご参加ありがとうございました。

program

  1. 13:30
    13:35

    主催者挨拶

    一般財団法人
    高度情報科学技術研究機構
    常務理事
    森 雅博
  2. 13:35
    13:40

    文部科学省挨拶

    文部科学省 審議官
    (研究振興局及び
    高等教育政策連携担当)
    木村 直人 様
  3. 13:40
    14:00

    産業利用の制度紹介

    一般財団法人
    高度情報科学技術研究機構
    産業利用推進部長
    齊藤 哲

    「富岳」そして国内の大学・研究機関のスーパーコンピュータで構成されたHPCIは企業の方も利用いただけます。今回は「富岳」を初めて利用される方を対象に申請方法などを紹介いたします。また、充実した利用支援や情報提供についても説明いたします。

  4. 14:00
    14:30

    特別講演
    スパコン「富岳」を味方にして
    一味違うビジネスを

    理化学研究所
    計算科学研究センター
    「富岳」Society5.0推進拠点・コーディネーター
    白井 宏樹 様

    今やほぼ全ての業種業態でDXの推進が急務とされている中、「日本ならでは」の競争優位なDXの実現に向け、「富岳」をいかに有効活用できるか、概観・議論する。昨年まで製薬会社に在籍し、企業現場の実際的ニーズにスパコンを有効活用してきた経験、また国際産学連携に参加、時としてその牽引役も担ってきた経験をもとに、企業や産学連携活動において「富岳」等計算基盤の活用で、思いもよらぬ新ビジネス展開の可能性が潜んでいる旨、議論したい。

  5. 14:30
    15:00

    講演①
    「富岳」を活用した
    水まわり住宅設備機器開発のための
    混相流シミュレーション

    TOTO株式会社 技術本部
    開発技術推進部
    上席研究員
    池端 昭夫 様

    トイレをはじめとする水まわり住宅設備機器産業のグローバル競争において、節水や快適性等の製品品質を向上させるためのシミュレーション技術開発が進められている。水まわりの流体シミュレーションは水と空気の混相流解析が主体となる点が特徴である。「富岳」に適合したシミュレーションソフトウェア開発により複雑かつ大規模な気液二相流体計算を実施可能とし、トイレ以外にもシャワーや浴室、水栓等の多くの水まわり製品のシミュレーションをカバーできるようになったことを紹介する。
    ○はじめてのHPCIインタビュー記事→https://www.hpci-office.jp/news_publications/first_hpci/first_hpci07

  6. 15:00
    15:30

    講演②
    全原子型分子動力学計算による
    ゴム系粘着剤と粘着付与剤の
    バルク及び界面における親和性評価

    積水化学工業株式会社 R&Dセンター
    先進技術研究所 情報科学推進センター 副主任技術員
    洲上 唯一 様

    粘着剤は自動車部品や電子機器など様々な製品に用いられている。また、粘着付与剤は、粘着性能を向上させるために粘着剤に加えられる。粘着付与剤と粘着剤樹脂の親和性は、粘着性能を理解する上で非常に重要であるが、開発現場における親和性の評価は経験的な知見に基づくものが一般的である。今回の講演では、モデル物質としてテルペン系粘着付与剤とゴム系粘着剤樹脂を対象とし、全原子型分子動力学法とエネルギー表示法を組み合わせた自由エネルギー算出による親和性評価について述べる。
    ○はじめてのHPCIインタビュー記事→https://www.hpci-office.jp/news_publications/first_hpci/first_hpci04

  7. 休憩
  8. 15:40
    16:10

    講演③
    FMO創薬コンソーシアムにおける
    「富岳」を活用した産学連携

    大阪大学大学院
    薬学研究科 教授
    福澤 薫 様

    FMO創薬コンソーシアムでは、日本発の理論手法であるフラグメント分子軌道 (FMO)法に基づいた創薬技術の開発と実用化を目的とし、「富岳」産業課題による産学連携研究を推進している。量子化学計算による高精度な分子設計の基盤技術を開発するとともに、得られた膨大なデータをもとに構造ベース創薬のDX化を推進し、また「富岳」をプラットフォームとして産学を問わず教育の機会を設けて幅広い普及活動を行っている。当日はコンソーシアムの活動概要と最近の研究成果についてご紹介する。

  9. 16:10
    16:40

    講演④
    「富岳」を活用した
    大規模分子シミュレーションによる
    高分子材料設計

    東レ株式会社
    先端材料研究所
    主席研究員
    吉元 健治 様

    当社では、スーパーコンピュータ「富岳」を活用した大規模分子シミュレーションによる高分子材料設計に取り組んでおり、本発表ではRISTの「伴走型利用支援」により自社だけでは到達できなかった計算高速化・効率化を達成したので、その成果を報告する。また、分子シミュレーションより長時間スケールで発現する高分子の現象・物性に対しては、マルチスケールシミュレーションでの解析に挑戦している。この取組みについてもご紹介するとともに、スーパーコンピュータ、マテリアルズインフォマティクスとの融合による計算科学駆動型の高分子材料設計についても述べたい。

  10. 16:40
    17:10

    講演⑤
    大阪大学サイバーメディアセンター
    大規模計算機システムの
    産業利用制度の拡充にむけた取り組み

    大阪大学
    サイバーメディア
    センター 准教授
    伊達 進 様
    大阪大学
    サイバーメディア
    センター 招へい教授
    山下 晃弘 様

    大阪大学サイバーメディアセンターでは、2007年度より文部科学省の「先端研究施設共用イノベーション創出事業」(2009年度から「先端共用施設共用促進事業」として2010年度まで実施。)の支援を受け、大規模計算機システムの利用を民間企業等へ開放してきた。近年の学術研究のグローバル化、高度化に伴い、本学の大規模計算機システムもまた国内外の大学・研究機関だけでなく民間企業との共同研究を通じて利活用されることが多くなってきた。本講演では、サイバーメディアセンターの大規模計算機システムSQUID、OCTOPUS、および、データ集約基盤ONIONを紹介するとともに、産業利用制度の仕組みについて概説する。その後、大阪大学の産業利用の拡充にむけた取り組みと今後の展開について整理する。

  11. 17:10
    17:20

    全体講評

    スーパーコンピューティング
    技術産業応用協議会
    企画委員長
    野澤 剛二郎 様
  12. 17:20
    17:30

    閉会挨拶

    一般財団法人
    高度情報科学技術研究機構
    神戸センター副センター長
    塩原 紀行
後援:
一般社団法人 日本経済団体連合会/公益財団法人 経済同友会/ 一般社団法人 HPCIコンソーシアム/国立研究開発法人 理化学研究所計算科学研究センター/情報・システム研究機構 国立情報学研究所/北海道大学 情報基盤センター/東北大学 サイバーサイエンスセンター/筑波大学 計算科学研究センター/東京大学 情報基盤センター/東京工業大学 学術国際情報センター/名古屋大学 情報基盤センター/京都大学 学術情報メディアセンター/大阪大学 サイバーメディアセンター/九州大学 情報基盤研究開発センター/海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門地球情報科学技術センター/情報・システム研究機構統計数理研究所/産業技術総合研究所/計算科学振興財団
協力:
スーパーコンピューティング技術産業応用協議会