CONTENTS

「富岳」について

スーパーコンピュータ「富岳」

スーパーコンピュータ「富岳」

「富岳」は、幅広い分野のアプリケーションソフトウェアを利用でき、「京」の最大100倍の実効性能をもちあわせている世界最高水準のスーパーコンピュータです。2020年6月、11月のスパコン性能ランキングでは2期連続4冠を達成しました。
兵庫県神戸市にある理化学研究所計算科学研究センターに設置され、2021年度より本格的に利用され始めます。


世界第一位を獲得!



「富岳」計算資源の利用内訳

「富岳」の計算資源は図の通り、約4割が「成果創出加速プログラム課題」、約5割が公募で募集される「一般利用課題」、約1割を調整や支援といった業務に使っています。

「富岳」計算資源の利用内訳

成果創出加速プログラム課題の紹介

2021年度からの本格的な利用の前に、試験的に「富岳」を使って社会的・科学的に重要な研究を行う課題です。文部科学省により、シミュレーションとAIやデータサイエンス、災害対策等を組み合わせた19件の課題が選ばれました。優先的に「富岳」を使うことで、早期の研究成果が期待されます。

領域① 人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓
宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築
牧野 淳一郎(神戸大学)
核燃焼プラズマ閉じ込め物理の開拓
渡邉 智彦(名古屋大学)
シミュレーションで探る基礎科学:素粒子の基本法則から元素の生成まで
橋本 省二(高エネルギー加速器研究機構)
量子物質の創発と機能のための基礎科学 ―「富岳」と最先端実験の密連携による革新的強相関電子科学
今田 正俊(早稲田大学)
全原子・粗視化分子動力学による細胞内分子動態の解明
杉田 有治(理化学研究所)
大規模データ解析と人工知能技術によるがんの起源と多様性の解明
宮野 悟(東京医科歯科大学)
脳結合データ解析と機能構造推定に基づくヒトスケール全脳シミュレーション
山﨑 匡(電気通信大学)
領域② 国民の生命・財産を守る取組の強化
マルチスケール心臓シミュレータと大規模臨床データの革新的統合による心不全パンデミックの克服
久田 俊明(株式会社UT-Heart研究所)
大規模数値シミュレーションによる地震発生から地震動・地盤増幅評価までの統合的予測システムの構築とその社会実装
堀 高峰(海洋研究開発機構)
防災・減災に資する新時代の大アンサンブル気象・大気環境予測
佐藤 正樹(東京大学)
プレシジョンメディスンを加速する創薬ビッグデータ統合システムの推進
奥野 恭史(理化学研究所)
領域③ 産業競争力の強化
環境適合型機能性化学品
松林 伸幸(大阪大学)
省エネルギー次世代半導体デバイス開発のための量子論マルチシミュレーション
押山 淳(名古屋大学)
スーパーシミュレーションとAIを連携活用した実機クリーンエネルギーシステムのデジタルツインの構築と活用
吉村 忍(東京大学)
大規模計算とデータ駆動手法による高性能永久磁石の開発
三宅 隆(産業技術総合研究所)
次世代二次電池・燃料電池開発によるET革命に向けた計算・データ材料科学研究
館山 佳尚(物質・材料研究機構)
「富岳」を利用した革新的流体性能予測技術の研究開発
加藤 千幸(東京大学)
航空機フライト試験を代替する近未来型設計技術の先導的実証研究
河合 宗司(東北大学)
領域④ 研究基盤
全脳血液循環シミュレーションデータ科学に基づく個別化医療支援技術の開発
和田 成生(大阪大学)


ポスト「京」重点課題・萌芽的課題・萌芽的課題
見える化セッション2020Web展示のご紹介

”計算科学の見える化”にさまざまな角度から挑戦し続けている「見える化シンポジウム」。2019年度はHPCIフォーラムにおけるポスト「京」重点課題・萌芽的課題のブース展示を「見える化セッション2020」としてWEB展示いたしました。

見える化セッション2020Web展示


back